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自転車保険のご案内

一般的に提供されている自転車保険の情報をご案内します。

自衛としての自転車保険

どれだけ安全な走行空間を作り、マナーとルールを守って走行していても、事故を完全に避けるのは不可能だ。自転車が被害者になるばかりではなく、対歩行者では加害者になるケースもある。死亡事故ともなると5千万円近い賠償金支払いの判決が下される事例も出現している。また学生や生徒、児童でも事故の加害者になり得る交通手段である点でも注意が必要だ。

使い方によっては非常に危険な自転車だが、自転車には、自動車における自動車損害賠償責任保険(自賠責)にあたる加入義務のある保険はない。これまでは自転車と安全がそれほど問題にされず、保険会社も取り組んでこなかったが、今後は“自衛”としての自転車保険の重要性が増しそうだ。

旧型・新型の自転車保険

自転車総合保険の歴史は意外と古く、1980年頃にはすでに存在していた。しかし保険料や販売実績に対して、事故件数の増加と賠償金の高騰により採算がとれなくなり、10年3月頃までに販売中止が相次いだ。以降、自転車保険は自動車保険など一般の交通事故傷害保険や個人賠償責任保険、火災保険など他の保険に附帯する特約という形式を主として細々と存続することになる。自転車保険単体として残ったのは、「JCA(日本サイクリング協会)」と「TSマーク」という、会員向けサービスとしての保険だけだった。ふたつの保険内容については別表を参照。

自転車ブームの加熱と世の中の変化による自転車保険へのニーズの高まりを受け、近年また各社が自転車保険を販売するようになっている。過去の経緯を踏まえ、業態は大きく変化している。たとえばモバイル専業の保険会社が自転車保険を販売したり、大手コンビニエンスストア「セブン‐イレブン・ジャパン」と提携し、セブンイレブンのマルチコピー機で保険を販売したりするなどの工夫が見られる。

JCA(日本サイクリング協会)

会員になると、国内、日常生活での自転車搭乗中の事故等が保険の対象となる「JCA自転車総合保険」が付与される。

  • 加入できる年齢は5歳~70歳まで
  • 賠償責任補償(相手方に負わせた傷害・賠償の保険 )の上限5000万円
  • 損害補償(本人がうけた死亡・後遺障害の保険)は
    死亡補償が213万円、後遺障害補償(限度額)213万円
  • 入院補償と通院補償は対象外

TSマーク

1982年4月以降、自転車安全整備制度のTSマークには傷害及び賠償責任保険が付帯している。自転車安全整備士が点検、整備して、道路交通法上の普通自転車として確認をしたときに貼ることが認められている。

  • TSマークには青色と赤色の2種類があり、
    補償内容は下記の通りとなっている
  • 青色TSマーク
    傷害補償  入院15日以上 一律1万円
    死亡、重度後遺障害(1~4級) 一律30万円
    賠償補償 死亡、重度後遺障害(1~7級) 限度額1000万円
  • 赤色TSマーク
    傷害補償  入院15日以上 一律10万円
    死亡、重度後遺障害(1~4級) 一律100万円
    賠償補償 死亡、重度後遺障害(1~7級) 限度額5000万円
    被害者見舞金  入院15日以上 一律10万円
  • TS マーク付帯保険は自転車に付帯しており、所有者に限らず、
    その自転車に乗車している家族や友人等も対象となる
  • 有効期間は点検日より1年間(記載日の1年後に当たる日の午後12時まで)
  • TSマークに点検年月日と自転車安全整備士の
    登録番号が記載されていない場合は無効
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