2013年3月25日
自分の力で”。自力で困難を乗り越えつつ、いろんな所へ行けること、そして前に行った場所より少し遠くまで行けた時の達成感
現在のスポーツ折り畳み自転車を買うまではずっとシティサイクルだった南村さん。
折り畳み自転車にしたのは、県内への出張ではバスの接続が悪いことが多く、それなら自転車を電車に載せて駅から先は自転車で行けるように選んだそうです。
スポーツタイプを選んだのは、ビワイチをきっかけに、長距離サイクリングも楽しみたいと思ったから。
そんな自転車生活の魅力はどこにあるのでしょうか。
「キーワードは“自分の力で”。自力で困難を乗り越えつつ、いろんな所へ行けること、そして前に行った場所より少し遠くまで行けた時の達成感」
大津市の自宅から京都へ行く時、以前は山科までを電車、その先を自転車としていたそうですが、今は自宅から京都まで自転車で行くようになったそうです。スポーツクラブの中で何キロ走ったという数字ではなく、どこを走れた、どこへ行けたというのがポイントなのかもしれません。
走っていてトラブルに見舞われても、自分で何とかしないと前へ進めないので、そういう意味でも自分の可能性を広げてくれると感じているそうです。
他にも、一度買ってしまえば修理以外はお金がかからないこと、運動不足やストレスの解消も挙げられていました。
今は身近な買物やのんびり走りたい時はカゴがあって荷物を載せやすいシティサイクルで、しっかり走る時はスポーツ自転車と使い分け。
「自転車生活の工夫も光ります」
寒い時期には手袋に唐辛子を入れた袋(写真)を指先にいれて、あたたかく。
暑い時期は、つば広帽と長袖で日焼けを防止しつつ、濡れ手ぬぐいを首にまいて体温を逃がし、乾いたのを休憩ごとに再び水で濡らす、などなど。
盛夏の水分補給は粉末のスポーツドリンクや、お手製の梅ジュースに塩を加えたものを携帯するそうです。