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2014年12月5日

サイクルトレーラーのある生活

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 自転車に荷物や子供を乗せるには、前や後ろにカゴやチャイルドシートを付ける方法が一般的です。ではもっと大容量の荷物を運びたいとか、子供2人と一緒に移動したいと思った場合はどうすればいいのでしょうか。ひとつの答えはトレーラーを使うこと。自転車に連結して使うサイクルトレーラーは、自転車の可能性を飛躍的に広げます。



 滋賀県彦根市で、セレクト&フラワーショップ「Caro Angelo」を営む平野香陽子さん。子供さんが生まれたのをきっかけにサイクルトレーラーの購入を考えたといいます。

 「以前、何かの映像でサイクルトレーラーを見たことがあって、記憶には残っていました。年子で子供たちが生まれたときに、『あれ、便利そうだったな』と思い出したんです」と平野さんは話します。



 欲しいとは思ったものの、ここで問題となったのは「どこで購入すればいいのか」ということ。実際にサイクルトレーラーが売られている店など、見たこともなかったため、ネットで検索して調べます。すると海外のサイトで通販されているのがわかりました。

 本当に購入するかは少し迷いましたが、「お店からの配達にも使えるんじゃないか」との後押しもあり、購入に踏み切ったのです。



 届いたサイクルトレーラーは、「見た目よりも小回りがきき、安定感もあった」と平野さん。子供たちふたりが十分乗れる積載量もあり、家族の移動に十分でした。

 使用方法もカンタンでした。自転車側にアダプタをつけておけば、取り付け、取り外しもワンタッチ。使う時も、片付けるときもひと手間で済むので、女性でも問題なく使えるといいます。また自転車の形状をあまり選ばず使用できるのもメリットでした。

 実は平野さんは自転車が苦手。「子供を自転車の前後に乗せているお母さんが多いですが、私には無理だと思いました。ひとりで走ってもバランスがとりにくいのに、子供を乗せてなんて…」と思っていたそう。しかしトレーラーを引くことにより、逆に安定感が高まるため、平野さん自身も楽しく自転車生活を送ることができています。



 子供たちもトレーラーが大好き。いつもと違う目線で移動できることが楽しいようです。

 「トレーラーを引いていると、とにかく目立ちます。『何に使うの?』と聞かれることも増えて、知らない人と会話する機会も増えました。以前より、自転車に乗る機会も増えました」と平野さん。サイクルトレーラーを使うことで世界が広がっているのを実感しています。



 家族で花火大会に行くのに使うなど、家族の思い出作りにも役立ってきたサイクルトレーラーですが、子供たちが5歳と4歳になったことで手狭になってきました。今後は一緒に働いている弟さん家族に譲り、甥や姪の移動に役立つ予定だそうです。

 「サイクルトレーラーは走行するときにも安定していて、思っているより軽くて快適です。子供たちも喜んで移動してくれますし、みんなに振り返られるのもおもしろかったですね。本当に買ってよかったと思います。まだまだ十分使えるので、今後も現役で活躍してくれればいいですね」。



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サイクルトレーラーはセレクト&フラワーショップ「Caro Angelo」の前に停められている。

Caro Angelo

滋賀県彦根市河原2-2-26

TEL/FAX:0749-20-2224

営業時間 11:00-20:00(日曜 11:00-19:00)

定休日 水曜、第1日曜




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平野香陽子さん

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