2015年2月20日
通学自転車プロジェクト(3) 大学に通学するための自転車を考える
ワークショップを経て、侍サイクルさんにて”デザイン学生にとって乗りやすい自転車とは何か”を焦点に話し合い、組み立てた自転車が出来上がり、乗り始めました。
自転車を組み立てる際大きく争点になったのは
1.風が強い彦根で楽に漕げること
2.荷台の容量が大きいこと
3.デザイン性の高いものであること
です
まずは、1についてです。
彦根は平地ばかりの地形です。坂がないので、楽に通学できるかと思いきや、問題がひとつ。大学は琵琶湖のほとりに建っているのです。
琵琶湖周辺には強い風が吹きます。大学に近づけば近づくほど強くなる風。朝は向かい風。夕方も風向き反対に代わりやっぱり向かい風。さらに電車通学なら駅から県大までは20分距離にして4,4km。何らかの漕ぎやすくする工夫は必要だということになりました。といっても私たちは自転車初心者。右も 左もわからないようなものです。そこは侍サイクルの方にほぼおまかせ状態で作っていただきました。
そうやってできた自転車の暫定デザインは、ごついタイヤにちょっと引き伸ばした感じのするフレーム、荷台はなんと後ろのみ。といった形のものとなりました。
●プロジェクト構成
滋賀県立大学人間文化学部生活デザイン学科 嶋津有香、冨永彩音、井上優里
彦根の自転車店 侍サイクル
輪の国びわ湖推進協議会
滋賀プラス・サイクル推進協議会
(順不同・敬称略)